2021.05.20 更新基礎知識
【すぐわかる】Facebook広告についた批判・誹謗中傷コメントへの対処法

Facebook広告を運用していると、広告にネガティブなコメントを付けられてしまうことがあります。
他者からのネガティブな意見も真摯に受け止めることも必要ですが、他のユーザーの目に触れて気持ちのいいものではない場合はなにかしらの対処が必要です。
今回は、コメントに批判・誹謗中傷の内容が書き込まれた場合の対処方法を解説します。
対処方法はいくつかありますので、それぞれの違いを知り、しっかりと対応できるようにしましょう。
目次
Facebook広告にコメントをつけられない設定はあるのか?
そもそもFacebook広告の設定で、コメントをつけられないようにすれば確実に誹謗中傷コメントを防止することができます。
しかし、Facebook広告でそのような設定はありません。
インスタグラムでは通常の投稿に限ってコメントをオフにする機能があるのですが、広告の場合はFacebookもインスタグラムもコメントオフにすることができません。
そのため、付いてしまったコメントに対して適切に対応していくことが大切になります。
対処法としては次の3つになります。
- Facebook広告についた誹謗中傷コメントを削除する
- 誹謗中傷コメントを非表示にする
- 誹謗中傷コメントをしたユーザーに広告を配信しない&コメントできないようにする
各対処法を詳しく説明していきます。
Facebook広告につけられた誹謗中傷コメントを削除する
コメントを削除をすると、その広告からコメントが完全に削除され、コメントを付けたユーザーや広告主(Facebookページの管理者)も含めて、削除後は誰もコメント内容を確認することができなくなります。
削除の手順は以下の通りです。
手順1:削除したいコメントの部分にカーソルを合わせる。
スクショ入れる
手順2:コメントの横のグレーの「・・・」マークをクリック。
手順3:「削除」もしくは「コメントを非表示にする」が表示されるので「削除」を選択
スクショ入れる
※非表示にしたい場合は、非表示を選択
コメント削除・非表示についてのFacebookヘルプセンターページはこちら
https://www.facebook.com/help/297845860255949
ただ、コメント削除するには「管理者」「編集者」「モデレーター」権限が必要です。
広告運用者権限では広告につけられてしまったコメントは削除できないという点に注意してください。
また、次に説明する非表示と削除はどちらが良いかは一概には言えませんが、ネガティブコメントを付けたユーザーが、自分のコメントが削除されたことに気づき、さらにネガティブなコメントを付けてくるというケースも考えられます。
手間はかかりますが、「コメント非表示をした上でそのユーザーをブロックする」ことが安全策といえそうです。
Facebook広告についた誹謗中傷コメントを非表示にする
コメントを非表示にすると、そのコメントを付けたユーザーと、そのユーザーの友達にのみ表示され、それ以外の人には表示されなくなります。
※手順はコメントの削除方法と同様。
誹謗中傷コメントをしたユーザーをコメントできないようにする
誹謗中傷コメントを削除・非表示できたとしても、また同じユーザーからの誹謗中傷コメントが心配な場合は、ブロック機能を使うことをおすすめします。
ブロック機能を使うと、ブロックされたユーザーはFacebookページの投稿や広告を見ること・シェアすることはできるのですが、いいね!やコメント、Facebookページ宛にメッセージするなどのアクションができなくなります。
ユーザーのブロックは広告出稿時に使用しているFacebookページにて設定をします。
ページの設定から実行する場合は下記の手順になります。
手順1:ページ上部の[設定]をクリックします。
手順2:左側にある[人物と他のページ]をクリックします。
手順3:ブロックする利用者を検索するか、その利用者の名前の横にあるチェックボックスをクリックしてオンにします。
手順4:ねじマークをクリックし、[ページでブロック]を選択します。
手順5:[確認]をクリックします。
この他にもページの受信箱などからユーザーをブロックする方法がありますので、詳しくはFacebookヘルプページをご確認ください。
ブロックについてのFacebookヘルプページはこちら
https://www.facebook.com/help/185897171460026
ネガティブコメントがついたらFacebook広告の配信にも悪影響?
Facebook広告についたコメントや反応は、内容がポジティブでもネガティブでも「1エンゲージメント」として認識されます。
そのため、ネガティブコメントもポジティブコメントも、どちらも「コメント数が1」としてカウントされるだけになります。
また、「いいね!」も「悪いね」なども、アクションの種類によってプラスやマイナスの計算等はされず「1アクション」とカウントされています。
Facebook広告はエンゲージメントも最適化の指標のひとつとなっていますので、たとえネガティブな内容や反応だったとしても、ユーザーからの反応があったと判断され広告にとっては良い影響になります。
ただネガティブなコメントは、広告を見た他のユーザーの印象を悪くする可能性があります。
広告をみて良さそうと思っても、コメントに「この広告は詐欺だ」というような書き込みがあっては、広告を見るのも躊躇させてしまうでしょう。
それだけでなく、ネガティブなコメントが広告についていては、お金を払ってサービスや企業のイメージを悪くしてしまうということになります。
そのため、こまめにコメントを確認し、誹謗中傷コメントを発見したらなるべく早く非表示や削除をして対処しましょう。
まとめ
今回はFacebook広告につく誹謗中傷コメントへの対処法について解説しました。
SNS広告という特性上、ユーザーが広告自体にコメントすることが可能ですので、どんなに広告の表現に気を配っていたとしても、誹謗中傷コメントもされてしまうことがあります。
定期的にコメントが付いているか、どんな内容が書かれているかをチェックしていくことが非常に重要です。
一方で良いコメントもしてくれることもありますので、コメント機能はプラスな面もあります。
良いコメントには丁寧に返信していくのが望ましいです。
多種多様なコメントが書き込まれると思いますが、すべてユーザーの生の声ですので書き込まれたコメントは真摯に受け止め、ビジネスの成長に繋げていく心掛けを大切にしたいですね。
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